7月21日金曜日から夏期講習が始まりました。
今日も14時から通塾し、生徒が入れ替わりながら今にいたります。
17時からは通塾する生徒も全て女子生徒となりました。
当塾は開校当時からずっと男子生徒よりも女子生徒の割合が高い塾です。
女子はコツコツと勉強するイメージがあるぐらいで具体的な理由はわかりませんでした。
今回、理由があるかもしれないので気になり本やネットで調べることにしました。
すると、すべてに当てはまるわけではありませんが「なるほどなぁ~」な理由答えがいくつか浮かび上がりました。
まず、男子と女子では、勉強に対する取り組み方が根本的に違うとのこと。
まず男子は、その場のノリや自分の好き嫌いで動くため、まずは毎日の勉強をルーティーン化することから始めなければいけない。
一方、多くの女子はルーティーンをつくることはすでにできているので、一段階上の「ルーティーンの質を上げる」ことを目指す。
もう、この時点で納得でした。
歴代の生徒を思い出すと、
・宿題をいつまでもやってこない。
・提出物をいつまでも出さない。
・言えば「言われたくない」と言う。
・言わなかったら「言われてないから」と言う。
・いつまでもいいわけをする。
・状況が悪くなると親や友達、学校や塾のせいにする。
これら内容で注意をするのはほとんど男子生徒でした。
当然、歴代の女子の中にもいましたし、1回も注意しなかった男子生徒も多くいます。
ですが、毎日の勉強をルーティーン化できていないのは圧倒的に男子生徒でしたね。
女子は真面目なので、普段から「量」はたくさんこなし
「量はやって当然」というのが、女子の基本スタンスとのこと。
そのため基礎力はついているケースが多いのが量ばかりやっていて、せっかくの基礎力を活かすことができない子がいるとのこと。
ここで、一段階上の質へ転換する必要があります。
具体的には、いかに集中して深い学びを得ていくか。
女子が集中できないとき、「周囲を気にする」という要素が強く影響しているそう。
もともと調和を大事にする女性の特徴からか、子どもであっても
「友だちはどこまでやっているか」
「親や先生はどうすれば褒めてくれるか」
など、周囲の顔色を見ることを優先してしまうとのこと。
周囲の子と比べて自分はどうかという「相対的勉強」をしていて、自分の学力だけに注目してそれを伸ばしていく「絶対的勉強」がなかなかできないのが女子だそうです。
『本当はもっと伸びるのに周りに合わせて小さくまとまってしまう』というケースのほうが多いようです。
女子の場合は、いかにそうしたリミッターを外してあげるかが重要になるそうです。
この辺りの内容が三重進学ゼミの教室環境と指導の仕方がマッチしているのかと感じました。
①周りが気にならない個別ブース
②一人ひとり、塾でやっていることがすべて違う
②処理力の向上
③同じ勉強時間でも質の高い勉強法に転換し指導
・単語や漢字を練習するときに10回ずつや20回ずつなど回数を決めて書く←NG!
・『教科書の太文字だけを覚える』や『赤シート』だけを使った暗記←NG!
・教科書を読むだけ、写すだけ←NG!
・『黒板を写したノート』を別のノートにまとめるだけ←NG!
・わからない問題はすぐに答えを見る←OK!
学校で当たり前かのように行われている勉強は三重進学ゼミの考えからすると非常に無駄が多く時間をかけたわりに記憶率や定着率が低いと感じています。
三重進学ゼミ独自の勉強法は私立、公立の高校の先生や校長や、各業種の営業マンなども大納得の勉強法です。
勉強には最低限の努力が必要ですが、どれだけ長時間勉強しても、正しい努力でない限り結果がともなわないのは、社会人にとっての仕事とまったく同じです。
だからといって、仕事のやり方を知らない状態で『ちゃんと仕事をする』と言うのも無理な話です。
正しい仕事のやり方が身につき理解できて、初めて「ちゃんと仕事ができる』のです。
勉強も同じで、正しい勉強のやり方を知らずに勉強をやっているようでは『勉強みたいなこと』とやっているに過ぎません。
勉強ができていなくて点数が悪い生徒は、まず最低限の努力である学習習慣(勉強のルーティーン化)で点数が上がります。
学習習慣(勉強のルーティーン化)ができていても点数が伸び悩んでいる生徒は勉強の質を転換することにより点数が上がります。
プロになれば定期テストの答案用紙を見ただけで『この子は同んな勉強をしていて、今後どんな勉強が必要か』がわかります。
一人ひとり、わからないところがバラバラで、理解するまでの速度や、文章を読んだり字を書く処理速度がバラバラですので、ここは『集団塾』や『生徒数人に1人の先生』といったやり方ではちゃんとした対応ができないのではないだろうか。
と個人的に考えています。
ということで、今回は
なぜ、三重進学ゼミには女子生徒が多いのかを考えてみました。
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