文章が長いから『問題から先に読め』や『傍線部分にジャンプして読め』と指示する保護者や家庭教師、塾講師がたくさんいる。
問題の長文化は中学入試に限らず高校入試、大学入試も長文化が進んでいる。
毎年参加している大学入試対策のセミナーでも
有名な先生でさえ、「必要なところを見極めて読め!」と言っている。
私はそれを聞いて「読んでいないのにどうやって?」と感じている。
記事にもある通り、飛ばし読みは『百害あって一利なし』である。
飛ばし読みが当たり前になると国語に限らず、いろんな教科で飛ばし読みを行い、誤答しまくる結果になる。
かいてあるのに読んでないのだから当たり前の結果である。
文章問題は、読むのが遅いから飛ばすのではなく速く読めるように、1回で理解できるようにするトレーニングをするべきである。
これができない子はそもそも問題を読んでいないので間違いが減らない。
これからもテストや入試の文字数は確実に増える。
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