miesingakuzemi
2022年11月10日6 分
最終更新: 2023年1月13日
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スポーツビジョンとは、スポーツを行う上で必要な「見るチカラ」のことです。トレーニングをすることで、判断スピード、周囲の状況察知力、集中力などが向上し、プレー予測やミスの軽減につながります。
2022年10月18日に行われた「スポーツビジョンセミナー」を元に、眼のトレーニングで期待できる効果や、すぐに実践できるトレーニング方法をお伝えします。
【講演者】KU総合学習塾
代表 多羅澤啓朗先生プロフィール
速読トレーニング×スポーツビジョンで、成長著しい小中学生・文武両道のスポーツ選手のパフォーマンスと学力の向上をアシスト!自立・人間力育成に貢献します!
●ビジョントレーニングインストラクター
●日本速脳速読協会認定 速読インストラクター
●全国心理業連合会認定 プロフェッショナル 心理カウンセラー
●調布リトルリーグ・山梨学院高・東京学芸大(硬式野球部)出身
プロスポーツ選手も実践する、スポーツビジョンとは
スポーツに必要な視覚機能
心技体+眼!「眼」が身体をリードする
眼のトレーニングで期待できる3つの効果
効果1、見え方(見方)が変わる
効果2、脳(前頭前野)が活性化する
効果3、バランスが整い、カラダが変わる
スポーツビジョントレーニングを紹介
【眼球運動】におすすめのトレーニング
【ピント調整】におすすめのトレーニング
【周辺視】におすすめのトレーニング
【立体視】におすすめのトレーニング
【瞬間視】におすすめのトレーニング
アプリでできる!スポーツビジョントレーニングを紹介
「速読解力講座」スポーツビジョントレーニング
まとめ
判断が遅れる、プレーでのちょっとしたミスが多い、周囲の状況が見えていない、次(先)のプレー予測ができない・苦手、動作を真似ることが苦手、といった方はいませんか?
実は、これらは「眼」の働きと関係しています。そのため、眼を鍛えることで改善できる可能性があります。
スポーツビジョンとは、スポーツ選手に必要な「見るチカラ」のことです。
動くものを見る力(ボール、選手など) 、広い範囲を見る力(選手の位置や配置など) 、瞬間的に見る力(一瞬で見て状況をつかむ) を総称したものです。
スポーツビジョン研究の第一人者 愛知工業大学名誉教授 石垣尚男氏
スポーツには、「技術」「動作(学習・運動)」「姿勢・機能的動作」が必要です。視覚機能は「機能的動作」のひとつで、プレーの土台となります。
1,静止視力
2,動体視力
3,眼球運動
4,周辺視・有効視野
5,瞬間眼
6,眼と身体の協応
7,深視力
8,ピント調整(両眼のチームワーク)
9,視空間認知
10,コントラスト感度
スポーツは心・技・体が重要ですが、それらをリードする視覚からの情報精度も非常に重要です。
トップアスリートは視覚機能(見るチカラ)も高く、正しい(精度の高い)入力情報を基に日々トレーニングを積むことができ、それが習慣となり今日のパフォーマンスを作りあげているのです。
眼の使い方は競技によっても違ってきます。スポーツ種目と視覚機能の重要度を相対的に評価した表では、特に球技との関連性が深いことが分かります。
※数値が大きいほど重要度が増します。
人は、眼で見た情報を脳で判断し、脳から筋肉を動かす司令を出しています。
その為、まずは入手情報の精度を高めることが重要です。その上で、脳での判断スピード、動作の正確さを視覚と一致させることでパフォーマンスを高めることが期待できます。
実は、眼は脳と同じ組織が分離し、前に飛び出してきたもので、脳の一部です。
眼球運動をすることで脳が刺激され、脳への血流が良くなり、脳(司令塔といわている前頭前野)が活性化します。
前頭前野が活性化することで、考える力、記憶する力、意思決定、状況判断、アイディア、コミュニケーション、行動・感情のコントロール、やる気などの向上が期待できます。
眼にも右利き、左利きがあります。片方の目に偏って使っていると、視線の傾きや姿勢の歪みにつながります。
また、眼の神経の一部は、脳のバランスをつかさどる部分とつながっています。そのため、眼のバランスを整えることで、身体のバランスが整い、柔軟性をアップさせることが期待できます。
体験者Sさん
こんなに変わるとは思っていなかったのでびっくりしました。毎日トレーニングをして身体を柔らかくします!
この様に、眼のトレーニングをすることで、「見る」ことに連動した様々な効果が期待できます。スポーツだけでなく、脳が活性化することで向上する効果は学習にも役立つことが期待できます。
眼球運動を行うと、脳の血流がよくなり、特に「前頭前野」が活性化します。
両面のピントが合いづらい、緊張すると距離感がつかみづらい、集中力が持続しない方におすすめのトレーニングです。
物体がはっきり見える「中心視」は真ん中から左右約1.5度程度。それ以外を「周辺視」と言います。「周辺視」の中には、さらに有効なものを識別できる「有効視野」があり、左右4~20度程度です。
さらに色彩がわかる範囲は35度程度まで、何となく識別できる範囲が60度程度です。識別はできないが、何かがあることを感じ取れる範囲は100度です。
周辺視を鍛え、広く見る習慣がつけば観察力が上がり、目の端で動くものを捉える反応が速くなります。
また、緊張すると視野は普段のとき以上に狭められるので、視野を広くする意識を持つことは、メンタル強化においてもとても重要です。
短期記憶力・判断スピードをアップするトレーニングです。頭の回転が速くなる他、気持ちの切り替えも速くなることが期待できます。
日本速脳速読協会の提供する「速読解力講座」では、スポーツビジョン研究の第一人者 石垣尚男先生の監修した「スポーツビジョントレーニング」を配信しています。
スポーツビジョントレーニング(一部)
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