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『今』より『将来』を見据えて。

『人間力』のある子供たちを育みます。

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古くは吉田松陰先生の松下村塾の教えから始まった私塾は、「進学塾」として質の高い教育サービスを提供してきました。 

高い緊張感を持ち、仲間達と切磋琢磨して高みを目指してまいりました。

子ども達を取り巻く昨今の社会環境においては、解決へのツールや環境を周りが手軽に揃えてくれるようになり、インターネットやSNSの発達によって、必要な情報を瞬時に得ることができるようになりました。

加えて今、多くの個別指導塾が行っている1対1などの『先生がつきっきりで、わからないところはすぐ教えます』といったとても手厚い面倒見の良さをアピールした塾が出る中、私はそのサービスがプラスでもありマイナスでもあると感じています。

長いスパンで見たとき、親切すぎることが果たして良いのか。

生徒が「わからない」と言えばすぐに教えてもらえる。

とてもよく聞こえますが、考えなくても「わからない」といえば教えてくれるんです。

そうなってしまうと子供は考えることをやめてしまい先生に依存してしまいます。

中・長期的な視点から本当の優しさとは何かということを考える時期に来ているのかと思います。

ひとりで考えさせるといった一見不親切にも見える親切が、子供たちの対峙の方法として必要ではないか。

継続的な授業改善を通して、子供たちが自ら考えるような発問を先生が考え、授業の質を高めていくことが求められていると思います。

 

また、社会で世のため人の為という場面で活躍している方々のまだ知らない職業など知る機会を増やしてあげると、今やりたいことが見つからなくてなかなか勉強にも力がはいらない。といったことから目覚める生徒もより多くなるのではないかと感じています。

 

これからの時代を考えたとき、今までの常識が通用しなくなると思っています。

 

勉強さえできればいいと思われていた時代から、自分で生き抜いていく力を持たなくてはいけない。

そして自分も周りの人も大切にできるような、気持ちを持っていれば得た知識も役に立つと考えています。

これから厳しい時代になっていくと思いますので、自分で『何をやりたいのか』『何ができるのか』ということを見つけられる人に育てていくことがこれからの教育に必要だと強く感じています。

今は地球規模で、ものを考えなければならない時代だと思います。

『一つの地球の中で、自分は何をなすべきなのか』そういう広い視点で物事を考えていかなくてはいけない。

これから先の社会は、私たち親の世代が経験したこともないスピードで変革し、多様化します。

新型コロナウイルスの影響により、今までなかなか進まなかった教育の仕方が、この1年で10年先へ進んだともいわれております。

だからこそ、子ども達には将来を見据えた、『自学・自立』の精神が改めて重要だと思うのです。

三重進学ゼミは、このプロセスを子ども達と共に感じながら、未来を担う子ども達を力強く導いてまいります。 

皆様のご期待に添えるよう、引き続き精進してまいります。

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