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丁寧にわかりやすく教えてあげるほど子供の学力や能力が下がる原因とは・・・



日々、お子様の学力向上のために、ご家庭で丁寧なお声がけや、ご指導をいただいている保護者様も多くおられるかと思います。


中には、マンツーマンの親切丁寧、わからないところは全て教えます!といった個別指導塾へ通われているお子様もおられるかと思います。


ですが、なかなかそのお声がけや、ご指導の努力に見合わない点数を取ってくるお子様も少なくはないと感じます。


ですので今回は、なぜ丁寧に教えてあげているのに学力や能力が上がらない、または下がってしまう原因と解決策をお話ししたいと思います。


まず、結論から言いますと『教えすぎ』が原因となります。


なぜ『教える』と学力や能力が逆に下がってしまうのか。


それにはいくつかの原因があり

①人間は継続的に目の前の問題に対して解決策を常に提示されることによって、自分で問題を解決する能力が低下する。


②子供に対して、問題に対する答えを提示したり、問題解決に必要な手順を詳しく説明することがあると、子供は自分で考えたり、自分で思考錯誤することがなくなってしまう。


③自分で考えたり、自分で行動したりする能力が低下し、学力や能力が低下する。


などが考えられます。


また、継続的に答えを提示されたり、手順を詳しく説明されたりすることによって、子供は自分で情報を処理する能力も低下します。

そのため情報処理力や思考力は鈍化し、問題解決能力や学力の低下につながると考えます。


つまりは、『自分で考えなくてよくなるから学力や、その他の能力が低下する』のです。


では子供たちが自分で問題を解決をする力や、子供たちの学力や能力を向上させるためにはどうすればいいのか?


①今、自分が何をしなければいけないのかを人に言われることなく行動できるように日々の生活の中で『今、何をしなければいけないのか』を、こちらから言うのではなく、子供たちに言わせる生活に切り替える。


①わかっていなければ適度なサポートを提供しながらも、すぐに答えを言うのではなく子供自身が考え試行錯誤をする機会を与える。


②困ったとき、わからない時に、どうすれば自分で解決ができるのか、問題解決に必要なスキルを教え自分で解決できたという自信を持たせる。


といったことが必要です。

適切な教育方法とは、子供の興味や能力に合わせ、個別に最適な学習環境を提供し、子供自身が問題解決能力を高めることができる教育方法のことを指します。


教えないのは『自由』、『ほったらかし』という意味ではなく間違ったことは訂正し、合っていることは自分なりのやり方へ進化させる。

それに応じた子供たちは先生や保護者様がいちいち口出しをしなくても大きく成長してくれます。


口を出さないと動けない子は、口を出していたから動けなくなったのかもしれませんね。


ゲームやタブレットなどは教えていないのに、どんどん新しいソフトやアプリを欲しがり、誰にも教えられていないのにクリアしていきますよね。


それと同じです。


教えなくても自分で解決する能力は持っています。


その能力をゲームだけに留めておくのか、勉強や日々の生活にも生かすのかは子供たちの周りの大人次第です。


三重進学ゼミの指導では勉強を教えるのではなく、勉強のやり方や目の前に起きた問題の解決方を一緒に相談しながら個々の能力に合った解決法を教え、自分で問題解決ができる子供たちへと成長させることを目的としています。


そのため、無学年授業として学年にはとらわれない勉強を提案し、中3生であってもそれまでの勉強ができていない場合はわからないところまで戻って学習をしてもらい、小学生であっても中学生の勉強をし始める子供もおります。


そうすることにより、勉強を教えなくても

前回10点だった子も、たった2ヶ月で90点以上取ったり

前回6点だった子が、1ヶ月で60点を取ったり

今まで100点を取ったことがない子が定期的に100点を取れるようになったり

全国大会で三重県1位になったり

できるんですね。


当塾で身についた能力は社会に出ても、会社で起こった問題解決や資格取得などでも役立つ能力となるためご卒業いただきました保護者様、生徒様からも好評をいただいております。


今までになかった考え方の学習塾となります。


是非、一度ご体験ください。

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