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「どうせ無理」が「どうしたらできる?」に変わると、勉強は動き出す

  • 3 日前
  • 読了時間: 7分

勉強をしている子どもたちを見ていると、言葉の力はとても大きいと感じます。


「どうせ無理」

「時間がない」

「忙しい」

「できない」

「数学は苦手」

「英語は無理」


このような言葉を口にすると、不思議とその理由ばかりを探すようになります。


どうして無理なのか。

なぜできないのか。

何が大変なのか。

どこが嫌なのか。


もちろん、本当に難しいこともあります。

すぐにできないこともあります。

時間が足りない時もあります。


ただ、言葉がいつも「できない」方向を向いていると、行動も止まりやすくなります。


一方で、


「やってみよう」

「まだ方法はある」

「もう少しでできそう」

「どうしたらできるかな」

「次はここを直してみよう」


このような言葉に変わると、少しずつ行動が変わります。


言葉そのものに不思議な力があるかどうかは分かりません。


でも、


言葉が思考を変え、

思考が行動を変え、

行動が結果を変えることは、

勉強を見ていてもよく感じます。



子どもの口ぐせは、勉強への向き合い方に出る

三重進学ゼミ桔梗が丘校では、子どもたちの勉強の様子だけでなく、普段の言葉もよく見ています。


たとえば、問題を見た瞬間に、


「無理」

「分からん」

「できやん」

「これ嫌い」


と言う子がいます。


この言葉が出る時、実際には問題をほとんど読んでいないこともあります。


最初から「できない」と決めてしまっているため、考える前に止まってしまうのです。


一方で、伸びていく子は少しずつ言葉が変わっていきます。


最初は「無理」だった子が、「ちょっとやってみる」になる。


「できない」だった子が、「ここまでは分かる」になる。


「全部分からん」だった子が、「この部分だけ教えてほしい」になる。


この変化はとても大きいです。


言葉が変わると、見る場所が変わります。


見る場所が変わると、行動が変わります。


行動が変わると、結果も少しずつ変わっていきます。



「苦手」と「できない」は同じではありません

保護者の方との会話でも、よく出てくる言葉があります。


「うちの子は数学が苦手です」

「英語が全然できません」

「文章題が無理なんです」

「暗記が苦手なんです」


もちろん、現時点で苦手な教科や単元はあると思います。


ただ、三重進学ゼミでは、できるだけ「この子はできない」と決めつけないようにしています。


なぜなら、今できないことと、これからもできないことは別だからです。


今はまだ苦手。

今はまだやり方を知らない。

今はまだ練習量が足りない。

今はまだ勉強の順番が合っていない。

今はまだ自分に合った方法に出会っていない。


このように考えると、次の行動が見えてきます。


「できない」で終わると、そこで止まります。


でも、


「まだ苦手なだけ」

「どうしたらできるようになるかな」

「何から戻ればいいかな」


と考えると、次に進めます。



言葉は、行動の向きを決める

勉強で大切なのは、才能だけではありません。


自分がどちらの方向を向いているかも、とても大切です。


「どうせ無理」と言うと、無理な理由を探します。


時間がない。

覚えられない。

前もできなかった。

先生の説明が分からない。

家では集中できない。


このように、できない理由ばかりが並びます。


一方で、「どうしたらできるかな」と言うと、行動の向きが変わります。


どこまでならできるか。

何から始めればよいか。

誰に相談すればよいか。

どの問題を解き直せばよいか。

何を覚え直せばよいか。

どの単元まで戻ればよいか。


同じ状況でも、言葉が変わると探すものが変わります。


探すものが変わると、行動も変わります。


この小さな向きの違いが、積み重なると大きな差になります。



成績が伸びる子は、言葉が少しずつ前向きになる

三重進学ゼミ桔梗が丘校で子どもたちを見ていると、成績が伸びる子には共通点があります。


最初から特別に才能があるというより、途中から自分への言葉が変わっていく子が多いです。


「無理」から、「やってみる」へ。


「できない」から、「もう少しでできそう」へ。


「分からん」から、「ここまでは分かる」へ。


「面倒くさい」から、「先に終わらせよう」へ。


「間違えたくない」から、「間違えたところを直そう」へ。


この変化は、すぐに点数として表れないこともあります。


でも、勉強への向き合い方は確実に変わっています。


そして、その変化が続くと、


学校ワークの進め方、

間違い直し、

テスト前の確認、

質問の仕方


も変わっていきます。



「×は宝」と言えるようになると、勉強は変わる

三重進学ゼミでは、間違えた問題を悪いものとは考えていません。


間違えた問題は、点数が上がる場所です。


だから、子どもたちには「×は宝」と伝えることがあります。


でも、最初からそう思える子ばかりではありません。


多くの子は、×を見ると嫌な気持ちになります。


「間違えた」

「できなかった」

「恥ずかしい」

「もうやりたくない」


そう感じることもあります。


しかし、ここで言葉を変えてほしいのです。


「間違えた。だから無理」ではなく、「間違えた。だからここを直せば伸びる」と考える。


「また×だった」ではなく、「ここが点数アップの場所だった」と見る。


このように言葉が変わると、間違い直しへの向き合い方も変わります。



大人の声かけも、子どもの思考に影響する

子ども自身の言葉も大切ですが、大人の声かけも大切です。


たとえば、


「あなたは数学が苦手だから」

「また間違えたの?」

「なんでできないの?」

「何回言ったら分かるの?」


と言われ続けると、子どもは「自分はできないんだ」と思いやすくなります。


もちろん、注意が必要な時もあります。


やったふりやごまかしがあれば、きちんと向き合う必要があります。


期限を守らない、勉強を避け続ける場合には、厳しく声をかけることもあります。


ただし、子どもを決めつける言葉はできるだけ避けたいと思っています。


代わりに、

「まだ苦手なだけだよ」

「どこまでなら分かる?」

「何からやってみようか」

「次はどこを直そうか」

「どうしたらできるかな」


このような声かけを大切にしたいです。


子どもを甘やかすためではありません。


次の行動につなげるためです。



「疲れた」より「ああ、よく頑張った」

勉強でも、部活でも、仕事でも、何かを頑張った後に「疲れた」と言いたくなることがあります。


もちろん、疲れることはあります。


でも、同じ状況でも言葉を少し変えるだけで、気持ちの残り方が変わることがあります。


「疲れた」だけで終わるより、「ああ、よく頑張った」と言ってみる。


「大変だった」だけで終わるより、「今日はここまでできた」と言ってみる。


「無理だった」だけで終わるより、「次はここを変えてみよう」と言ってみる。


言葉が変わると、今日の経験の見え方が変わります。


経験の見え方が変わると、次の日の行動も変わりやすくなります。



三重進学ゼミが大切にしたい言葉

三重進学ゼミ桔梗が丘校では、子どもたちにただ勉強をさせたいわけではありません。


大切にしているのは、今の自分に必要なことを考え、行動に移す力です。


そのためには、自分にかける言葉も大切です。


「どうせ無理」ではなく、「どうしたらできるかな」

「できない」ではなく、「どこまでならできるかな」

「分からん」ではなく、「何が分からないのかな」

「間違えた」ではなく、「ここを直せば伸びる」


このような言葉を少しずつ増やしていきたいと思っています。


言葉が変わると、思考が変わります。


思考が変わると、行動が変わります。


行動が変わると、結果が変わります。


まずは、言葉の向きを少し変えてみる

勉強が苦手な子も、成績上位の子も、言葉の向きはとても大切です。


苦手な子は、まず「無理」で止まらないこと。


平均点以上や80点・90点を取れている子は、「あと少し」をどう変えるか考えること。


どちらの子にも必要なのは、今の自分を責める言葉ではなく、次の行動につながる言葉です。


ほんの少しの言葉の違いで、行動のベクトルは変わります。


そして、その小さな変化の積み重ねが、やがて大きな差になります。


三重進学ゼミ桔梗が丘校では、子どもたちが「どうせ無理」で止まるのではなく、「どうしたらできるかな」と考えられるように、日々の学習を支えていきたいと考えています。

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