小学校低学年で分数につまずかせないために

―「計算」より先に育てたい“イメージする力”とは―

「分数が始まってから、急に算数を嫌がるようになった」

「何度説明しても、分子・分母がごちゃごちゃになる」

これは、三重進学ゼミにご相談いただく保護者の方から非常によく聞く声です。

実は、分数でつまずく原因は

👉 計算力不足ではなく、“思考の土台”が育ちきっていないこと

にあります。

本記事では、

• なぜ分数でつまずく子が多いのか

• 家庭でできる「本質的なサポート方法」

• 三重進学ゼミが分数指導で大切にしている考え方

を、低学年の保護者の方にも分かりやすく解説します。

なぜ小学生は分数が苦手になるのか？

① 日常生活で使わないからイメージできない

整数や小数は、身長・時間・お金など生活の中で頻繁に登場します。

一方、分数は意識しないと目に見えない数です。

そのため多くの子どもは「1/3」「2/5」を数字として暗記しようとしてしまい、意味を理解できません。

② これまでの「整数ルール」が通用しない

分数では

• 分母をそろえる

• 大きさを比べる

• 通分・約分を考える

など、考える手順が一気に増えます。

このとき「なぜそうするのか」が分からないと、算数は一気に苦手科目になります。

③ 思考する前に“式だけ”を追ってしまう

問題を見た瞬間に「とりあえず分母をそろえる」「機械的に計算する」

この状態は、理解ではなく作業です。

三重進学ゼミでは、ここが最も危険だと考えています。

分数理解の第一歩は「半分」を体で感じること

「半分」はすべての分数の原点

「半分こしよう」「どっちが多い？」

この会話こそが、分数理解のスタートです。

• お菓子を半分に分ける

• 紙を折って半分にする

• ピザを切って「どれが同じ量？」と考える

👉 数式より先に“感覚”を育てる

ことが重要です。

ケーキ・ピザ・料理は最高の教材

料理中の

• 1/2カップ

• 小さじ1/4

は、分数を生活の言葉に変えてくれます。

三重進学ゼミでは「分数＝テストのための知識」ではなく「分数＝日常を理解する道具」として捉える指導を行っています。

「1＝1/1」を理解すると、分数は怖くなくなる

多くの子が混乱するポイントが

👉 整数と分数が別物だと思っていること

です。

• 1 は 1/1

• 2 は 2/1

• 全部集まれば 4/4

この考え方を図とセットで理解すると、

• 同じ大きさの分数

• 約分の意味

が一気につながります。

たし算・ひき算で失敗しないための3つの視点

① まず「どっちが大きいか」を言葉で説明

「1/3 と 1/2、どっちが多い？」→ 式を書く前に説明させる

これは三重進学ゼミが特に重視している指導です。

② 分数を“説明できる子”は伸びる

「1/4は、4つに分けたうちの1つ」

この説明ができるかどうかで、理解しているか・暗記しているかがはっきり分かれます。

③ 反復は「考えたあと」に行う

ただの問題演習では定着しません。

• なぜそうなるのか

• どこで間違えたのか

を振り返ることで、初めて力になります。

三重進学ゼミが分数指導で大切にしていること

三重進学ゼミは、「教え込む塾」ではありません。

• 一人ひとりの理解段階を見極め

• 思考のズレを言語化し

• 自分で気づけるよう導く

👉 完全個別・自立学習型

の指導を行っています。

速読解・思考力講座で育つ力

• 計算スピード

• 情報処理力

• 問題文を正確に読む力

これらはすべて分数・割合・文章題につながる基礎力です。

「今は大丈夫」が一番危険です

分数のつまずきは✔ 小5・小6✔ 中学数学✔ 高校受験

へと、静かに影響していきます。

だからこそ「分からなくなってから」ではなく「分からなくなる前」に、手を打つことが重要です。

まずは体験授業で、お子さまの“理解の今”を知ってください

三重進学ゼミの体験授業では

• 今どこでつまずいているのか

• 何が分かっていないのか

• どこを伸ばせばよいのか

を明確に可視化します。

👉 無理な勧誘は一切ありません。

👉 「今必要かどうか」を一緒に考える時間です。

算数が苦手になる前に。分数が“怖くない”うちに。

ぜひ一度、体験授業にお越しください。

👉【体験授業はこちらから】