頑張ったのにテストの点数が上がらないのはなぜ?2学期中間テストから考える「伸びる勉強」の違い

夏休みが終わり、2学期最初の中間テストが実施されました。
「夏休みからずっと勉強を頑張ってきた!」
「前回よりもたくさん問題を解いた!」
「今回は絶対に点数を上げたい!」
そんな思いでテストに臨んだ中学生も多かったのではないでしょうか。
ところが、結果が返ってくると、同じように頑張っていたはずなのに、点数が上がった生徒もいれば、思うように上がらなかった生徒もいます。
保護者の方からすれば、
「毎日あんなに勉強していたのに、どうして?」
「点数が上がる子と上がらない子は、何が違うの?」
と思われるかもしれません。
テストの点数が上がらないとき、単純に勉強時間が足りなかったとは限りません。
一生懸命に問題を解いていても、間違えた原因を確認せずに次へ進んでいたり、解説を読んで「わかったつもり」になっていたりすることがあります。
また、その場では解けるようになっていても、数日後には解き方を忘れてしまっているかもしれません。
大切なのは、「どれだけ勉強したか」だけではなく、「その勉強によって何ができるようになったのか」ということです。
同じように頑張っていても、勉強の内容や取り組み方によって、テストの結果に違いが生まれることがあります。
もちろん、原因は一人ひとり違います。
テストの難易度や出題範囲、これまでの基礎学力、当日の状態なども関係します。
ただ、普段の学習指導を通じて、私が大切だと考えていることがあります。
それは、「頑張って勉強したこと」と「テストで自分の力で解けるようになったこと」は、必ずしも同じではないということです。
そして、これは30点や50点の生徒だけのお話ではありません。
90点以上を取れる生徒にも、さらに点数を伸ばすために見直せる学習があります。
今回は、三重進学ゼミの2学期中間テストの素晴らしい結果もご紹介しながら、同じ「頑張った」でも結果に違いが生まれる理由、そして90点台から100点を目指すために必要な勉強についてお話しします。
2学期中間テスト!三重進学ゼミ生が各中学校で大活躍!
今回の2学期中間テストでも、三重進学ゼミ桔梗が丘校の生徒たちから、素晴らしい結果が届きました!
北中学校では、学年1位と学年2位を三重進学ゼミ生が獲得!
なんと、学年ワンツーフィニッシュです!
赤目中学校では、500点満点中490点!
5教科合計で、満点まであと10点という素晴らしい結果です。
名張中学校でも、450点以上を獲得した生徒がいます!
そして、今回さらにご紹介したいのが桔梗が丘中学校の結果です。
桔梗が丘中学校でも、5教科450点を超える生徒が多数!
さらに、各教科の成績では、
学年1位!
学年2位!
学年3位!
と、教科別の学年上位を三重進学ゼミの生徒たちが獲得しました!
各中学校で多くの生徒が上位の成績を収めてくれています。
本当に素晴らしいですね!
ただ、ここで大切にしているのは、順位や点数だけではありません。
450点を取れたから、もう勉強しなくてよいわけではありませんし、90点を取れた教科でも、次は100点を目指せる可能性があります。
反対に、今回思うように点数が伸びなかった生徒にも、原因を見つけることで改善できる部分があるかもしれません。
点数が高い生徒も、これから伸ばしたい生徒も、次に何を勉強するかは一人ひとり違う。
だからこそ、三重進学ゼミでは、一人ひとりの学習状況を確認することを大切にしています。
90点台の生徒が100点を目指せる理由とは?
ここで、少し考えてみてください。
例えば、数学のテストで94点だった生徒がいるとします。
94点ということは、100点満点のうち94点分は正解できたということです。
素晴らしい結果ですね。
では、残りの6点はどうして取れなかったのでしょうか。
難しい応用問題が解けなかったのでしょうか。
それとも、計算ミスをしたのでしょうか。
問題文の条件を読み落としてしまったのでしょうか。
公式は知っていても、どこに使うのかわからなかったのでしょうか。
実は、ここが非常に重要です。
「あと6点だから、もっと難しい問題を勉強しよう!」が、必ずしも正解とは限りません。
① 失った数点の原因を正確に調べる
例えば、94点の答案を確認したところ、6点の失点が次のような理由だったとします。
2点:計算途中の符号を間違えた。
2点:問題文の条件を読み落とした。
2点:公式の意味を十分に理解していなかった。
※これは説明のための仮の例です。
この場合、ただ難しい問題を追加で解くよりも、それぞれの原因を解決することが先ではないでしょうか。
符号を間違えたなら、どの計算手順で間違えたのかを確認する。
条件を読み落としたなら、問題文のどこを見落としたのかを調べる。
公式の理解が不十分なら、公式の意味を確認し、別の問題で使えるか試す。
こうして、一つひとつの失点に対して必要な対策を考えます。
三重進学ゼミが大切にしている「×は宝」という言葉も、まさにこの考え方です。
間違えたこと自体が宝なのではありません。
間違えた問題から原因を発見し、次は自力で正解できるようになることに価値があるのです。
② 「ケアレスミス」で終わらせない
テストの答案を確認すると、こんな言葉を聞くことがあります。
「先生、これは凡ミスやから!」
「本当はわかってたんやけどなぁ」
確かに、本人が理解していた問題をうっかり間違えることはあります。
では、なぜ間違えたのでしょうか。
計算を急ぎすぎたのかもしれません。
途中式を省略して、数字を取り違えたのかもしれません。
問題文を最後まで読まずに解き始めたのかもしれません。
あるいは、本人は理解しているつもりでも、実際には解き方が曖昧だった可能性もあります。
「ケアレスミス」という言葉だけで片付けてしまうと、次も同じ間違いを繰り返すかもしれません。
必要なのは、「次から気をつけよう!」だけではなく、どうすれば同じ間違いを減らせるのか、具体的な行動にすることです。
例えば、途中式を一行ずつ書く。問題文の条件に印をつける。解き終わったあとに別の方法で検算する。
原因に応じて、対策は変わります。
③ 本当に100点を取れる状態まで仕上がっていたか?
もう一つ考えたいことがあります。
普段の問題演習では、100点を取れていたのでしょうか。
それとも、教科書を見れば解けたのでしょうか。
先生のヒントがあれば解けたのでしょうか。
何度も解いたことのある問題だから、答えを覚えていたのでしょうか。
ここには、大きな違いがあります。
テスト本番では、何も見ずに自分の力だけで問題を解かなければなりません。
普段の学習でも、解説を閉じ、条件や数字が変わった別の問題を解いてみる。
さらに、数日後にも自分の力で解けるか確認する。
こうした練習によって、どのくらい身についているのかを確かめられます。
100点を目指すということは、単に「難問が解けるようになる」ということだけではありません。
すでに解けるはずの問題を、いつでも正確に解ける状態へ近づけていくことも、とても重要なのです。
もちろん、テストによっては初めて見る難しい問題や予想外の出題もあります。
100点が必ず取れるという意味ではありません。
それでも私は、90点台を取れる生徒なら、勉強のやり方次第で100点を十分に狙えると考えています。
大切なのは、ただ問題数を増やすことではなく、残り数点の原因に合わせて勉強することです。
同じように頑張っても、テストの点数が上がらないのはなぜ?
例えば、こんな2人の中学生がいるとします。
どちらもテスト前に2時間勉強しました。
Aさんは、最初に何も見ずに問題を解きました。
間違えたところは解説を確認し、なぜ間違えたのかを調べます。
その後、解説を閉じて別の問題に挑戦し、数日後にも解けるか確認しました。
一方、Bさんは、2時間かけて教科書を読み、重要なところをノートにまとめました。
きれいなノートが完成し、本人も「今日はよく頑張った!」と感じています。
さて、どちらがテスト本番に向けて、できることを増やせたでしょうか。
もちろん、教科書を読んだりノートをまとめたりすることも大切です。
初めて学ぶ内容を理解したり、知識を整理したりするときには必要な勉強です。
しかし、Bさんがそのあと一度も問題を解いていなかったとすれば、どうでしょう。
「見ればわかる」状態であっても、「何も見ずに自分で解ける」状態なのかは、まだわかりません。
同じ2時間でも、取り組んだ内容や確認方法が違えば、得られる成果にも違いが生まれることがあります。
勉強時間だけを増やしても、必ず点数につながるわけではないのです。
点数が伸びやすい勉強には、どんな特徴があるのでしょうか?
① 「何時間勉強したか」より「何ができるようになったか」
「今日は3時間勉強した!」
「問題集を20ページ進めた!」
もちろん、学習時間や勉強量も大切です。
ただ、それだけでは実力がついたかどうかを判断できません。
例えば、数学の一次関数で、勉強前にはグラフの式を求められなかった生徒が、勉強後には何も見ずに解けるようになった。
これなら、何ができるようになったのかが明確です。
大切なのは、勉強する前と後で、何が変わったかということです。
② 間違えた理由を見つけ、別の問題で確認する
数学で間違えたとき、公式を忘れていた場合と、問題文を読み違えた場合では必要な勉強が違います。
英語でも、単語の意味がわからなかった場合と、文法を理解できていなかった場合では、やるべきことが変わります。
答案を赤ペンで写すだけでは、できなかった原因が残ってしまうこともあります。
必要なのは、原因を探し、学び直し、解説を閉じて別の問題に挑戦することです。
③ 今の学年だけでなく、必要なら基礎へ戻る
中学2年生の一次関数ができない原因が、小学校の分数や割合の理解不足にあることもあります。
また、理科の濃度計算で「溶質」「溶媒」「溶液」の違いが曖昧なまま公式を覚えても、条件が変わると使えなくなる場合があります。
問題に登場する言葉の意味を知らなければ、何を聞かれているのか理解できないことさえあります。
そんなとき、今の学年の問題をひたすら繰り返すことが、最もよい方法なのでしょうか。
三重進学ゼミでは、必要なら中学生でも小学校の内容に戻って学習します。
それは後退ではありません。
今できない問題の原因を解消するために、必要な土台を作り直すことなのです。
④ 「わかった」で終わらず「時間が経ってもできる」まで
先生に教えてもらった直後は解けた。
映像授業を見た直後も解けた。
ところが、数日後に同じような問題を出されると解けない。
これは珍しいことではありません。
人は学んだことを忘れるものです。
だからこそ、復習のときには教科書や解説を眺めるだけでなく、何も見ずに思い出す練習が必要です。
三重進学ゼミが大切にしている学習の流れは、
「わからない → わかる → 自分でできる → 時間が経ってもできる」
というものです。
この最後の段階まで確認することが、テスト本番で力を発揮するために重要だと考えています。
⑤ テスト本番と同じ条件でも解けるかを確かめる
普段は問題が解けるのに、テストになると点数が取れない。
その原因も一つではありません。
教科書や解説を見ながらなら解けるのか。
時間制限があると解き終わらないのか。
初めて見る問題になると解き方がわからなくなるのか。
問題文を読み違えているのか。
それぞれ必要な練習が違います。
だから、何でも「もっと暗記しよう」「もっと問題を解こう」だけで解決しようとは考えません。
まず、どこで失点しているのかを確認することが大切です。
夏休みに頑張ったのに、なぜ2学期のテストで結果が出ないことがあるの?
夏休みには、普段よりまとまった時間を使って勉強できた生徒もいるでしょう。
それなのに、2学期中間テストで思うような結果が出なかった。
そんなとき、夏休みの努力は無駄だったのでしょうか。
私は、そう簡単には考えません。
例えば、夏休みに苦手な計算ができるようになったとします。
ところが、2学期に入ってから復習する機会が少なくなり、テスト前には解き方を忘れてしまっていた。
だとすれば、夏休みの努力そのものが無意味だったのではなく、できるようになったことを維持するための復習が不足していた可能性があります。
一度できたことと、いつでもできることは違います。
また、学校が始まれば、授業や部活動、行事などで生活リズムも変わります。
夏休みと同じ学習時間を確保できない生徒もいるでしょう。
だからこそ、テスト前だけ頑張るのではなく、普段から必要な勉強を継続していくことが重要なのです。
もちろん、睡眠や休息を削ればよいということではありません。
本人の生活に合った無理のない学習方法を考えることも必要です。
点数が上がらなかった生徒にも、次につながる課題があります
今回、学年1位や2位、490点という素晴らしい結果を出した生徒がいる一方で、頑張ったのに思うような点数にならなかった生徒もいると思います。
そこで、まず聞いてみたいことがあります。
「今回のテスト、自分ではどう思った?」
同じ80点でも、前回50点だった生徒にとっては大きな成長かもしれません。
一方、90点を目標にしていた生徒なら、悔しい結果かもしれません。
大人が点数だけを見て、先に良かった・悪かったと決める必要はありません。
本人がどう受け止めているのかを確認し、そこから答案を見ながら考えます。
また、前回と今回ではテストの難易度や範囲が違うこともあります。
点数が変わらなかったからといって、必ずしも実力が伸びていないとは限りません。
例えば、以前は全くわからなかった文章題に取り組めるようになっていたり、計算ミスが減っていたりする場合もあります。
逆に、点数が上がっていても、以前からの苦手が残っている可能性もあります。
だから、点数の増減だけで判断せず、具体的な問題や学習状況を確認することが大切です。
「頑張ったのに結果が出なかった」で終わるのではなく、
「今回の頑張りを、次はどうすれば点数につなげられるか」
を一緒に考えてほしいのです。
三重進学ゼミは90点の生徒にも50点の生徒にも、同じ勉強をさせません
例えば、数学で90点を取った生徒と50点だった生徒。
2人に必要な勉強は同じでしょうか。
もちろん、点数だけで学習内容を決めることはできません。
90点の生徒でも基礎に曖昧な部分があるかもしれませんし、50点の生徒でも難しい問題を解ける力を持っているかもしれません。
しかし、答案や学習履歴を確認すれば、一人ひとりの課題が違うことが見えてきます。
90点の生徒なら、失点した問題を中心に原因を分析し、正確さや応用力、時間内に解く力を確認する必要があるかもしれません。
50点の生徒なら、前の学年まで戻り、必要な基礎から学び直した方がよいかもしれません。
同じ「数学が苦手」という生徒でも、原因が違えば必要な教材も問題数も変わります。
三重進学ゼミでは、勉強を病院の診察に例えて説明することがあります。
① 診察:何が原因でできないのかを確認する
テストの答案や日頃の学習履歴、吉備・AIシステムなどを参考に、どの教科・単元・問題でつまずいているかを調べます。
② 処方:何を、どのように勉強するかを考える
前の学年まで戻る必要があるのか、映像授業で理解を確認するのか、紙教材で演習するのか。
一人ひとりに必要な内容、難易度、問題数、タイミングを考えます。
③ 服薬:生徒本人が実際に取り組む
どれだけ適切な教材が用意されても、本人が実際に問題を解かなければ力にはなりません。
先生やAIが問題を解いてくれることが、本人の学力になるわけではないのです。
④ 再診:本当にできるようになったかを確認する
解説を閉じ、別の問題を自力で解きます。
さらに必要なら時間を空けて再確認します。
この一連の学習を通して、少しずつできることを増やしていきます。
三重進学ゼミでは、
「正しい内容を、正しいタイミングで、必要な量、丁寧に正確に」
取り組むことを重視しています。
先生が何でも先回りして答えを教えるわけではありません。
しかし、わからない生徒を放置するわけでもありません。
必要な教材、映像授業、AI、ヒント、質問環境を整え、最後は生徒自身が解けるようになることを目指しています。
保護者の方にも、ぜひ知っていただきたいこと
テストが返ってきたとき、最初に「何点だった?」と聞くこともあると思います。
もちろん、点数を確認することも必要です。
ただ、そこからもう一歩踏み込んでみてはいかがでしょうか。
「今回、前よりできるようになったことは何?」
「間違えた問題は、どうすれば次にできそう?」
「次のテストまでに、まず何から始めようか?」
90点を取った生徒なら、
「あと10点、何ができれば取れそうかな?」
と聞いてみるのもよいと思います。
こうした会話が、次の学習を考えるきっかけになります。
ただし、保護者の方が毎日問題を教えたり、すべての勉強を管理したりする必要はありません。
必要なのは、「もっと頑張りなさい」という言葉だけで終わらせず、何に困っているのかを確認することです。
そして、具体的な勉強方法で迷うときは、ぜひ塾に相談していただければと思います。
次のテストへ!点数を上げることも、上位を維持することも簡単ではありません
北中学校の学年1位・2位。
赤目中学校の490点。
名張中学校の450点以上。
そして、桔梗が丘中学校の450点超えの生徒たちと、各教科の学年1位・2位・3位。
今回の2学期中間テストでも、三重進学ゼミの生徒たちが素晴らしい結果を残してくれました!
しかし、これで勉強が終わりではありません。
学年1位を取った生徒にも、次に学ぶ内容があります。
90点台の生徒なら、100点を目指すために改善できる部分があるかもしれません。
そして、今回思うような結果にならなかった生徒にも、次の目標があります。
私は、点数を上げることだけでなく、自分が何を理解していて、何ができなくて、次に何をすればよいのかを考えられる生徒になってほしいと思っています。
先生がいなければ勉強できない。
答えを教えてもらわなければ先へ進めない。
そんな状態から、少しずつ自分で考え、自分で調べ、自分で解決できるようになる。
その力は、次の定期テストだけでなく、高校進学後やその先の学びにもつながっていくと考えています。
大切なのは、ただ頑張ることではなく、頑張った分だけ「できること」を増やしていくこと。
そして、すでにできることを、いつでも正確にできるようにしていくこと。
三重進学ゼミ桔梗が丘校では、これからも一人ひとりの学習状況を確認し、生徒が自分の力で前へ進めるよう支援していきます。
名張市・桔梗が丘周辺で、定期テストの勉強方法や苦手科目の克服、さらに上位を目指す学習についてお悩みの方は、お気軽に三重進学ゼミ桔梗が丘校へご相談ください。
まずは今の学習状況を確かめ、次の目標に向けて何をすべきか、一緒に考えていきましょう。




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